使用人ビザの概要
ビザの情報として、次に紹介するのは「使用人ビザ」についてです。
婚約者ビザに比べて、どのようなビザなのかが名称から少々分かりにくくなっているため、より詳しくこのビザの内容について紹介します。
使用人ビザというのは、雇用者と同行する使用人が利用するためのビザのことです。
ビザの種類としてはB-1となっています。
それでは、具体的に「使用人」というのはどのような人のことを指すのでしょうか。
ビザの規定によると、使用人はコックや執事などの他、ベビーシッターやメイドなども含まれています。
ただ、細かく規定をされているわけではなく、雇用主に対する広義の使用人として捉えることができます。
とはいえ、この使用人ビザの申請は誰でもできるわけではありません。
雇用主となる人が、一定上のステータスを持っている人物である必要があります。
さらに、より細かい取得のための条件があるため、事前にチェックをしておくことが大切です。
これらの条件については、下記サイトなどでも紹介されています。
>>ビザ申請サービス
まずは、使用人勤務自体が渡米の目的であることが第一の条件です。
他の条件のために使用人をする、というような場合には利用することができません。
次に、滞在期間が限られていることも条件の1つとなります。
使用人ビザの使用者がそのまま永住資格を取得することはできません。
また、米国に対して社会的や経済的に繋がりがあることが証明出来る必要があります。
アメリカに取ってメリットがない人物の使用人まで、ビザとして申請することはできないということです。
そして最後に、契約が終了した際には確実に帰国することが条件となっています。
これも、2つ前の条件と近いものがあります。
同行の方法
それでは、同行をする方法についても紹介します。
この場合、米国籍者と同行するのか、あるいは非移民ビザ所有者と同行するのかで内容に違いがあります。
今回は後者の場合についてです。
後者の場合、少なくとも1年以上使用人として経験がある必要があります。
また、米国以外で1年以上使用人として雇われていることを証明できなければなりません。
さらに、使用人は専業であり、使用人を本職としている必要があります。