就労ビザの概要
次に紹介するのは、多くの国によって採用されているビザの種類である「就労ビザ」についてです。
こちらについては、名前からもどのようなビザなのかが分かりやすいものとなっていることでしょう。
名前の通り、国内での就労を滞在の目的としている人に対して発行されるビザとなっています。
逆に、このビザの支給が行われていない場合については、アメリカ国内で就労することは出来ません、無許可で就労をした場合に違法就労となり、国内に強制送還されることになるため、絶対にこのビザを取得しておく必要があります。
ただ、この就労ビザには、色々と種類が存在しています。
ここではその種類についていくつか代表的なものについてピックアップして紹介します。
就労ビザの種類
それでは、代表的な就労ビザの種類について紹介します。
まず一つ目に紹介するのは「H-3ビザ」についてです。
こちらのビザは研修生ビザと呼ばれているもので、大学院での教育やトレーニングなどを含め、就労訓練を行う場合に利用されるビザとなっています。
最長で2年間就労訓練を受けることが出来るビザであるため、いきなり就労をするという場合ではない場合に利用ができます。
次に「H-4ビザ」についてです。
こちらは家族ビザと呼ばれる種類のもので、就労をする人に同行する家族に対して支給されるビザの種類となっています。
自分自身が就労をすることを目的としているビザではないため、就労を目的とする人が直接利用するビザではありません。
さらに「ブラッケットL-1ビザ」というものがあります。
このビザは企業内転勤が起こるような就労形態の場合に利用されるビザの種類となっています。
包括請願書という形で申請を行うことになるため、通常の就労ビザとは形式に違いがあります。