交流訪問者ビザの概要
次に紹介するビザは「交流訪問者ビザ」についてです。
このビザは、アメリカで行われている交流プログラムに参加する人を対象としているビザとなっています。
このビザを取得するためには、ビザを取得する前に該当するプログラムに申し込みを行い、交流訪問者としての認証を受けている必要があります。
現地で利用を検討する、という場合に利用出来るものではないことには注意が必要です。
それでは、そもそも交流プログラムにはどのようなものがあるのでしょうか。
教育や芸術などの分野に於いて、両国の知識の共有や研鑽を目的として行われるのが交流プログラムです。
様々なレベルにおいて行われているものであるため、専門家だけではなく、学生などが対象になっているものも多く存在しています。
自分が参加することが出来る交流プログラムがあることをまず確認しなければなりません。
この他にも、トレーニングプログラムやインターンシップなども交流プログラムとして扱われる場合があります。
これらの交流プログラムがアメリカの認証を受けているものであることを確認した上で参加を申し込み、その後交流訪問者ビザを取得するという流れとなります。
申請の方法
それでは、交流訪問者ビザの取得のために必要な申請の流れについて紹介します。
まず、必要なものとして「滞在期間の残っているパスポート」があります。
こちらについては、滞在予定期間よりも6ヶ月以上長い期間が有効期限として残っている必要があります。
国別協定が結ばれている場合についてはこれは免除される可能性がありますが、可能性は高くありません。
さらに、過去に発行されている古いパスポートがある場合、こちらも必要となります。
加えて、個人を確認することが出来る写真の準備をしておく必要があります。
最後に、プログラムを主催している人による許可書が必要となります。