商用ビザと観光ビザ
次に紹介するのは、商用ビザと観光ビザについてです。
この2つは一見すると目的に大きな違いがあるビザですが、B-1ビザという形で1つに統合されて支給されるケースが多いため、ここでは1つに統合して紹介をします。
このビザは名前にもなっているB-1ビザと、B-2ビザという2つの種類にわけられています。
B-1ビザは主に商用を目的としている人が対象となっているものです。
ただ、これも範囲が広く、取引先との会合等の場合にも利用できる他、科学や教育などを目的としている場合についてもこちらに含まれます。
B-2ビザは、主に旅行などを目的としている人を対象としているビザです。
娯楽や休養が目的となっている人が中心の対象となります。
申請については、オンライン申請書を利用しての申請を行うことができます。
この場合、滞在予定期間よりも六ヶ月以上長い有効期限のあるパスポートがあることが条件となります。
他にも、写真などを用意しておかなければなりません。
また、日本国籍以外の人が日本からビザの申請を行う場合については、外国人登録証や在留カードなどの提示が必要となります。
商用ビザの詳細
では次に、商用ビザについての詳しい情報について紹介します。
商用ビザは、アメリカから支払われる給与などを得ることのない商業を目的としている場合に利用されるビザということになっています。
アメリカから給与が支払われる形態となる場合については、就労ビザの取得が必要となり、このカテゴリーではなくなります。
日本人の場合は、アメリカとのビザ免除プログラムの関係から、3ヶ月未満の滞在であればビザは必要となりません。
より長い期間滞在をする必要がある場合についてのみ、ビザの取得が必要となる形式となっています。
範囲が広いビザであるため、利用する機会が多いビザでもあります。