学生ビザの概要
当サイトでは、主にアメリカでの留学についての情報を紹介してきました。
ここでは、その留学の際に必要となるビザの種類である「学生ビザ」について紹介します。
学生ビザには大きく2つの種類があるため、まずはその2つの種類について紹介します。
1つ目の学生ビザは「F-1ビザ」と呼ばれるものです。
これは一般的な学生ビザであり、米国内で認可を受けている大学や高校、あるいは言語学校などに入学し勉強をすることを目的として滞在をする人を対象として支給されるビザとなっています。
日米間ではビザ不要のプログラムが存在しているため、一般的には3ヶ月以内の滞在であればビザの必要はありませんが、週18時間以上の授業を受ける場合には、このF-1ビザの取得が必要となります。
この条件に該当していない場合(3ヶ月未満、週18時間未満授業)の場合には、ESTA申請というものを行って入国することになります。
もう1つの学生ビザは「M-1ビザ」と呼ばれるものです。
こちらのビザは、アメリカ国内の研究機関などで専門的な研修や教育を受ける場合に利用されるビザとなっています。
こちらについては、米国教育省のホームページを見ると対象となっているのがどのようなものであるのかを見ることができます。
基本的に、語学留学などが目的である場合、取得することになるビザはF-1ビザです。
M-1ビザの取得の必要があるケースはほぼ有りません。
申請の流れと必要書類
それでは、F-1ビザ取得のために必要となる書類についてと、申請の手順について紹介します。
まずは、パスポートが必要となるのは他のビザの場合と変わりません。
さらに、オンライン入力が出来るビザ申請書と、カラーの写真などが必要となります。
また、過去に犯罪歴や逮捕歴がある場合については、裁判記録や警察証明の提出が必要となります。
この他にも、面接予約確認書や、I-20(留学先機関で発行される書類)が必要となります。
これら準備したら、SEVISの費用を支払い、ビザ申請の費用を支払って申請を行います。
あとはビザ取得のための面接をパスすることで、ビザの支給が行われます。