婚約者ビザの概要
ここからは、アメリカで利用されるビザの種類について紹介をしていきます。
1つ目として紹介するのは「婚約者ビザ」についてです。
婚約者ビザは名前の通り、米国籍を持っている人と婚約を行い、その後もアメリカで生活をすることを希望している場合に必要となるビザとなっています。
それでは、この婚約者ビザはどのような条件で取得することができるのでしょうか。
婚約者ビザの申請資格としては、4つの条件があります。
これらの条件については、下記サイトに詳しく紹介されています。
>>米国ビザインフォメーションサービス
まず一つ目は大前提ともなるもので、婚約者が米国籍者である、ということになります。
相手がアメリカ人でなければ、このビサを利用する必要がなく、また利用することはできません。
次に、両者共に結婚が可能な状態であることも必要な条件となっています。
今はどちらかが既婚者であり、離婚後に結婚をする約束をしている、というようなことでは婚約者ビザを利用することができません。
さらに、双方が直接会ったことがある人物であることも必要なポイントとなります。
インターネットなどで知り合って婚約をするという場合でも、一度は必ず実際に会っていなければなりません。
そして最後に、婚約者ビザの所有者は、アメリカ入国後90日以内に結婚をすることが予定されている必要があります。
いずれ結婚をする、というような漠然とした条件では婚約者ビザを取得することはできません。
取得の流れ
それでは、実際に婚約者ビザを取得する場合の流れについて紹介します。
まず最初に、請願書を提出する必要があります。
この請願書は米国内に対して直接提出をすることが必要です。
米国領事館などでは対応してもらうことが出来ないため、その点については注意しなければなりません。
請願書が許可された場合には、許可の通知書が郵送されます。
この通知書を持ってビザ申請を行うことで、婚約者ビザの取得が可能となります。
これらの取り方の情報については、在日米国大使館でもインストラクションを受けることができます。
困る事があった場合には、そちらも参考にしてみるとよいでしょう。