留学で利用できる奨学金
留学を行う場合には、様々な費用が必要となります。
滞在のために必要な住居の費用、光熱費、食費なども当然考えておかなければなりません。
この他にも、大学等を利用した留学の場合には学費も必要となることになります。
これらについて、キャンパス内の週20時間以内のアルバイトから得られる金額だけでカバーすることができるか?というと、答えはNOです。
それでは、もともと大きなお金を持っている人しか留学をすることができないのでしょうか?
そうでは有りません、実際には、留学の際に利用することができる奨学金というものがあります。
奨学金というと国内では学資ローンというイメージが大きく、積極的に利用したくないと考えるかもしれませんが、留学時に利用することができる奨学金については少々違いがあります。
奨学金を利用することによって、学生生活が大きく楽になる場合もあるため、利用を検討する価値は十分にあります。
奨学金の種類
それでは、実際に利用できる奨学金としてどのような種類のものがあるのかをいくつかピックアップして紹介します。
1つ目に紹介するのは「グラント」と呼ばれるタイプの奨学金についてです。
これは連邦政府や州政府などが中心となって行われているものとなっています。
連邦政府から支給されるタイプのものについては、学士取得を目指している学生や、困窮している学生などを対象としたものです。
州政府のものについては、州民であることが条件となっており、支給条件についてはさらに細かい規定があります。
次に「スカラーシップ」という種類の奨学金についてです。
こちらは、成績やスポーツなど、一定上の能力を持っている人に対して支給される奨学金となっています。
優秀さによっては授業料の免除などを受けることができる場合もあるため、大きな効果がえられる奨学金となっています。
次は、「ファイナンシャルエイド」と呼ばれる種類の奨学金についてです。
こちらは、学費困難者を対象にしている奨学金で、グラントを受給するほどの困窮状態ではないものの、学費の支払いに難がある人が利用できるものとなっています。
中間的な奨学金として、利用し易いものとなっています。
この他にも、連邦政府によって行われている「ワークスタディ」などがあります。
こちらは単純にお金を支給するものではなく、仕事を支給する、というタイプの奨学金制度となっています。
日本では見られないタイプの特殊な奨学金制度であるため、しっかり調べて利用が出来るかどうかを考えておくのが良いでしょう。